ツマグロヒョウモン観察日記（2）

23日。飛んでいる雄を3頭見た。しかし羽化した様子がなく、うちのかどうかも分からない。
そのなかの1頭は砂利の地面をしきりと探っていた。何を探してるか。何を食べたいのか・・・・
24日。羽化開始。2番目から5番目の蛹が羽化した。一番目は死んでいる確率高し。
うっかり家の中で片付けをしていたので全部見逃してしまった。
約2週間で羽化するが、秋口なのでもう少し時間が掛かると思っていた。2番目、3番目は丁度2週間。
25日。羽化の瞬間は見られなかったが雌2頭が羽化した。とても綺麗で感動。
掌にも乗せた。肩にまで登っていった。飛び立つまで数時間掛かるのも分かった。
26日。ときどき小雨降る。こんな日にも羽化した。
羽化直後の雄。掌に誘導すると赤いおしっこ掛けられた。翅もまだ濡れているのか壊れてしまいそう。
雨に当たるとかわいそうなので軒下の植物に止まらせる。
25日の蝶は透明なおしっこを出していたので、赤いおしっこは羽化直後に出す事が分かった。
あと5分早く見つけていたら羽化の瞬間に出くわしたかも知れない。とても残念。
しかしその瞬間に出会うのはとんでもなく大変なことだと思う。戸外だし。
この日はこの雄1頭だけだと思う。
シソの葉についている蛹がしばらく揺れていた。羽化間近なのかとしばらく見ていたが何も変化は起きなかった。