月別: 2010年12月

今日は望みをかけて井戸湿原へ。
でも風が強く、とてもじゃないが散策できるような気温ではないので断念。
天辺付近ではまだ雪も残っており、だれかの足跡も残っていた。
となりのちいさな足跡はハンターと一緒に来ている猟犬かな？
下り道、真っ赤なベニマシコちゃんに出会った。車の中から観察できてラッキー！
まわりの眺めも最高で雲海の奥に筑波山があたまを覗かせていた。
そんななか、カーブを曲がったところでもこもこな物体がのそのそと上っていったそう。
なんと。カモシカさんだった！！！！　（良く発見したぞ夫！）
最初、サルかと思ったらしい。
そのまま立ち去らずにそこにあった岩へ乗っかり、こちらを見てる。
チャンス！！　写真撮らなくちゃ！！
50ミリがつけっぱなしだったのでそれで撮ってもらい（夫側にいたので）
その間にレンズを用意。夫のカメラ、200ミリ、300ミリととっかえひっかえ撮影。
その間私は目の前にいるにもかかわらず双眼鏡で観察。
相手もこちらをずーっと観察してる。ずーっと。
で、もう十分撮ったろうという頃に私が車外へ出て撮る事に。
全部で3枚しか撮れず、ちゃんとしてるのはこの一枚だけだった。
あとは立ち去るときにお尻を向けたのとか・・・
5分はその場に居てくれたのかな。好奇心が強い動物とあちこちで書かれていますね。
気になったのはこの辺にはハンターがたくさんいること。
こんな風に人間に近づいて、それもこんな近距離で逃げずにじーっとこちらを見ていたら
「どうぞ打って下さい」みたいなもんじゃないか？
悪いハンターなら打ちかねないと思った。（特別天然記念物ってことはよく知ってますよ）
カモシカさん、どうぞ悪いハンターに打たれないように気をつけて下さいね。
ちなみにカモシカは栃木の県獣です。
県獣ってどこでも制定してるもんじゃないんですってね。今回検索してはじめて知りました。
県獣として指定されてるのはカモシカ、シカ、ニホンカワウソだそうで。
カモシカが見られる場所といえば華厳の滝や足尾の山だと思っていましたが
ドライブしながらこんな近距離で観察できるなんて！
もう今後はありえないことでしょう。
湿原を散歩できなかったことはすっかり忘れ去られ、テンション上がりまくりです。
耳が分厚くてふっかふかで触ったら気持ちいいんだろうな～。
思っていたより小柄だった（夫）　（検索したらシカより小さいそうで納得。）
その他は猛禽類を数種。

早々に山を下り、美味しいお蕎麦を食べてから学校の裏山へ。
カラの混群、メジロ、カケスなどのいつものメンバーにアオゲラ。
となりの林にはなにもいなくなってしまった。
ルリビタキちゃんは現れず。やっぱり朝のうちじゃないとダメ？！
針葉樹の林にシロハラとお腹がオレンジの鳥さん。アカハラ？
「カモシカ、すっげ～～～！！！」　連発な一日でした。